月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり。 ―松尾芭蕉
早いもので、アメリカ赴任となり着任してから一年が経過しました。
一年前は新型コロナ騒動がここまで酷く長くなるとは夢にも思っておらず、生活様式や考え方そのものまで根本から変化を求められた一年でした。
節目ということでなにか振り返り系の記事を書きたいなと思い立ち、この一年間で色々と買い漁ったモノの中で、すっかりアメリカ生活に欠かせなくなったモノを紹介していく記事にしようと決めました。
というのも、今までは赴任が決まった方々向けに日本から持ってくるべきものを中心にご紹介してきましたが、そろそろアメリカ赴任後の生活にも焦点を当てようと思ったからでございます。
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そういうわけで、これから赴任してくる方々をはじめ、既に赴任済みだけどこれからまだまだ快適な生活を立ち上げてゆかねばならない方々へ届くといいなと思います。
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- アメリカ生活に役立つガジェットを独断と偏見で紹介
- ウォシュレット(Brondell Swash SE400)
- エスプレッソマシン(DeLonghi - Dedica EC685)
- インスタントポット(Duo Nova 6-Quart)
- ミートスライサー(Chef's Choice 615A)
- カーインバーター(Foval Car Power Inverter 200W)
- まとめ
アメリカ生活に役立つガジェットを独断と偏見で紹介
ランキング形式ではなく、思い付いた順番に順不同で紹介をしていきたいと思います。
尚、紹介する商品は全て筆者が実際に購入したものであり、現在も使用しているものとします。
それでは早速行ってみましょう!
ウォシュレット(Brondell Swash SE400)
日本が誇る最強の家電と言えばウォシュレットでしょう。
日本であればお出掛け先でもオフィスでも、今の時代はどこでもウォシュレット付きの水洗式便所だと思いますが、アメリカは完全にウォシュレット後進国です。
そんなトイレ後進国において、せめて自宅のトイレだけでも快適にしたいと祈りを捧げたものの、こればかりは日本から持ってくる訳にもいかず、アメリカ赴任後に米国のアマゾンで購入をしました。
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私が住む地域は結構冷え込むこともあり、油断すると便座が凍てつくほど冷えてしまうのですが、ウォシュレット付きの温かい便座が自宅にあるという事実自体が心の支えとなっています。
冗談抜きで、ほんとに、オススメです。
エスプレッソマシン(DeLonghi - Dedica EC685)
日本にいたときには全自動コーヒーメーカーを持っていたのですが、餞別の品でコーヒーミルを頂戴したこともあり、赴任後しばらくは豆を挽いてハンドドリップをしていました。
赴任直後は会社でコーヒー含めてドリンクは飲み放題だったのですが、コロナ禍で在宅勤務となり家でのコーヒー消費が増え、コーヒーマシンの購入を検討し始めました。
ちょうどブラックフライデーの時期だったこともあり、ある程度狙いをつけて探したところ、12%OFFで候補のエスプレッソマシンが買えることが分かり思い切って購入することとなりました。
豆から挽いてくれる全自動の上位機種もあるようですが、コーヒーに対しては強烈なこだわりがなかったので、今では粉の豆を買ってきて使っています。
インスタントポット(Duo Nova 6-Quart)
日本でも爆発的な人気を博した、アメリカ発の電気圧力鍋です。
当初は全く興味がなかったものの、日本にいたときよりも格段に時間的余裕ができたので、休日などには込み入った料理にもチャレンジしようと思い購入に至りました。
インスタントポットを使って、最高に柔らかいスペアリブを作ったり、時短のサムゲタンを作ったり、極め付けは豚骨ラーメンのスープを抽出したり、自家製の納豆を大量生産して同僚に配ったりしています。
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様々な機種がありますが、私が購入したDuo Novaというものは標準的な機能が全て含まれているにも関わらず手頃な値段で(アメリカ発なので輸入価格じゃないんです!)、日本帰国後も変圧器を噛ませて使い続けようと考えています。
ミートスライサー(Chef's Choice 615A)
赴任前から薄切り肉が手に入りにくいという話を聞いていたので、赴任後にまもなく購入しました。
実際にアメリカで暮らし始めて、薄切り肉は想像以上に手が入りにくく、しゃぶしゃぶができるレベルの薄切り肉となるとかなり高価であることを痛感しました。
一方で、塊肉は日本と比べると割安感があり、豚バラなどをブロックで購入して週末に大量に薄切りにしています。
➡ Chef's Choiceのミートスライサーを購入。実際にどのくらい節約になるのか? - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ
薄切り肉が常に冷凍庫に眠っているという健全な薄切り肉サプライのおかげで、寒い季節には鍋やしゃぶしゃぶなど日本と変わらない食生活を送ることができています。
私は過去通算で10年以上海外で生活をしていますが、食生活のストレスは幸福度に直結すると身を持って知っているので、個人的には非常にコスパのいい投資だと思っています。
カーインバーター(Foval Car Power Inverter 200W)
この一年を振り返ると、正直これがMVPといっても過言ではありません。
カーインバーターというと直感的に分かりづらいですが、「車のシガーソケットに挿し込んで、車の中にコンセントを生み出す機械」と言えばいいでしょうか。
今の車はUSBの給電口がデフォルトでついていて、携帯電話やタブレット等の充電には困りません。
しかし、デジカメやパソコンなどは、コンセントがないと充電することができません。
長距離のドライブ旅行などでは、ホテルに戻らずにデジカメやパソコンの充電をしたいと思うことが多々発生し、その度にカーインバーターの真価を感じました。
➡ ドライブ旅行の救世主!車載用インバーターでガジェットを充電する。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ
もしこの記事を読んでいて、私のようにそこそこの田舎に暮らしており、自家用車で日常的に長距離を運転する人は必須アイテムと言えます。
そして、旅行とは関係ないですが、大嵐で停電したときに車で携帯と会社PCを充電できたのが地味に最高でした。
まとめ
赴任後の一年目ということで、嗜好品というより生活の基盤となるような買い物が多かったなと感じます。
ガジェット系はあまりなく、どちらかというと大物になります。
アメリカで大量に電化製品を買っても、電圧の違いなどから日本に帰る前に捨てないといけないと思いがちですが、個人的には帰国後も使い続ける予定でいます。
現在日本の電化製品を変圧器に噛ませて使っていて、特に不便は感じていないので、当然その逆も問題ないだろうと考えています。
以上、繰り返しになりますが、これから赴任してくる方々をはじめ、既に赴任済みだけどこれからまだまだ快適な生活を立ち上げてゆかねばならない方々へ届くといいなと思います!
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