以前、別の記事でアメリカンエキスプレス(以下:アメックス)のBlue Business Plusについて解説してきました。
➡ 【紹介限定15,000pt特典有】最強のアメックス、Blue Business Plusを作ってみた!オススメ理由と申込み方法を徹底解説します。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ
こちらのカードは年会費無料で常時2%還元という楽天カードもびっくりのお得さでしたが、この記事では前回敢えて選ばなかった姉妹カードであるAmex Blue Business Cashについてご紹介したいと思います。
前回選ばなかったカードを作ろうと思い至った経緯や、Amex Blue Business Cashのメリットとデメリット、アメックスのビジネスカードの申込方法まで合わせて徹底的に解説していきたいと思います。
記事内には条件達成で最大500ドルが貰える紹介限定の入会リンクも貼付してありますので、是非最後まで読んでいって下さい。
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- 申請時の筆者のステータスについて
- American Express - Blue Business Cashの詳細
- American Express - Blue Business Cashを選んだ理由
- アメックスのビジネスカードを申込む方法
- まとめ
申請時の筆者のステータスについて
まず、今回の申請にあたって以下の条件で臨みました。
- 申請時期 :渡航後12カ月目の中旬頃
- 保有カード:①ANAカードUSA(渡航前に申請したもの)
:②AMEX Blue Cash Preferred(渡航後6ヵ月目に作成)
:③AMEX Blue Business Plus(渡航後9ヵ月目に作成) - FICOスコア:749点
- 備考 :9ヵ月目に2枚目のAMEXを作ってから90日以上経過
以上の通りですが、今回が渡米後に作る3枚目のカードとなりました。
ちなみに、今まで作ってきたカードにもその時々の理由があり、具体的且つ詳細に別の記事で紹介しているので渡米1年以内の方は是非以下の記事も参考にしてみて下さい。
➡ アメリカの高還元クレカの中でもAMEXのBlue Cash Preferred Cardがオススメな理由 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ
➡ 【紹介限定15,000pt特典有】最強のアメックス、Blue Business Plusを作ってみた!オススメ理由と申込み方法を徹底解説します。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ
American Express - Blue Business Cashの詳細
鋭い方はお気付きかもしれませんが、名前にビジネスとついている通り、こちらのカードは個人事業主を含めた小規模法人向けのビジネスカードとなっています。
しかし、アメリカのビジネスカードの多くは個人であっても申込みが可能であることから、ほぼ通常の消費者向けカードと言っても過言ではありません。
【名称】ブルービジネスキャッシュカード
【年会費】永年無料
【還元率】常時2%還元(年間50,000ドル超過分は1%還元)
【還元方法】月々の請求に自動充当
【年率】初年度優遇レート0.00%
ご覧の通り、年会費が無料でありながら制約が少なく様々なところで高還元率の恩恵を受けることができるので、メインカードに相応しいカードであると言えるでしょう。
American Express - Blue Business Cashを選んだ理由
カードを作成するにあたって、筆者がメリットだと感じたことは以下の通りです。
- 年会費が無料であること
- 常時2%を「キャッシュバック」で貰えること
- チェースの5/24ルールを回避できること
- 紹介限定で最大500ドルの入会特典が魅力的であること
上記が主な理由となりますが、以下で個別に取り上げつつ更に深堀りしていたいと思います。
①年会費が無料であること
まず大前提として、クレジットカードの年会費が無料ということは、絶対に損をすることがないということです(※延滞やキャッシング、リボ払い等をしない場合)。
年会費を払えば相応の特典を受けることができますが、クレジットカードの年会費は固定費であり、所有枚数が増えてくるとそれなりに維持費がかかってきます。
というのも、アメリカは日本に比べてクレジットカードの入会特典が圧倒的に手厚い分、入会1年以内での解約といった「入会特典の貰い逃げ」をする顧客に対して非常に厳格な措置が取られるためです。
結果的に、年会費が高額なクレジットカードを作ってもしばらくの間持ち続けることが前提となってしまうため、年会費は固定費という意識は常に持っておくべきだと筆者は考えています。
年会費が無料であれば、魅力がなくなっても寝かせておくだけでいいため、(言い方が悪いですが)実質的に入会特典の貰い逃げが可能となり、使わなくても損をすることがないという訳です。
②常時2%を「キャッシュバック」で貰えること
実は、これこそが前回アメックスのBlue Business Plusを作ったにも関わらず、今回改めてBlue Business Cashを作ろうと思い至った理由になります。
再掲となりますが、下表はそれぞれの商品のスペックを比較したものです。
違いとしては常時2%をどう受け取るか?のみですが、思いのほか長引くコロナ禍により、筆者の価値観が自体が変わってきたことを反映しています。
マイルって今必要だったっけ?という疑問
利用特典2%をMembership Rewards Point(通称:アメックスポイント)で受け取る最大のメリットは、航空会社のマイルへ等価交換できることでした。
これにより、ANAカードUSAの倍の速度でマイルを獲得することができ、陸マイラーにとってBlue Business Plusは魔法のカードだったわけです。
しかし、まだまだ出口が見えないコロナ禍で、海外はもとよりアメリカ国内の旅行すらままならない状況なのにマイルだけは貯まり続けている現状を鑑み、現金化して株式投資にでも回した方が良いのでは?という疑問が芽生えました。
そうは言っても、アメリカのアメックスポイントの場合、支払いに充当すると60%まで価値が毀損されてしまうため、ポイントの現金化は非常に不利な取引となります。
➡ 【アメリカ版】アメックスポイントのオススメの使い道と交換先での現金価値を徹底解説します - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ
そこで、前回見放したBlue Business Cashに再びスポットライトを当てて、キャッシュバックを貰っていこうと考えた結果が今回の判断に繋がったのでした。
③チェースの5/24ルールを回避できること
これまで何度も挑戦しては審査落ちを繰り返してきたチェースのクレジットカードですが、当然まだまだ諦めていません。
➡ 悲報!チェースのクレカで2度目の審査落ち。赴任1年目の作成は厳しいのか? - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ
以前も説明しましたが、5/24ルールというのは、過去24ヵ月(2年)の間に家族カードを含めて5枚以上カードを作った人は、チェースの審査で自動的に弾かれてしまうという、決して明文化されていないけど人類の執念によって解明されたチェース独自の審査基準のことを言います。
そして、このルールには抜け道があり、ビジネスカードは枚数にカウントされないということが判明しているようです。(※DiscoverやCapital One等を除く一部のビジネスカードのみ)
まだまだチェースのカードを作りたいと思っているため、今回も5/24ルールに抵触しないカードから作っていくことが合理的な判断となりました。
④紹介限定で最大500ドルの入会特典が魅力的であること
最後の理由ですが、紹介リンク経由限定で最大500ドルの入会特典が貰えるということが判明し、これを活かさない手はないと確信したというのも決め手です。
最大500ドルという妙な条件の詳細は、以下の通りとなっています。
- 入会6カ月以内に5,000ドル以上利用で250ドル
- 上記達成後、入会から1年以内に更に10,000ドル以上利用で250ドル
- 上記それぞれの特典はStatement Credit(請求へ充当)
要約すると、1年以内に15,000ドル以上使うと500ドルが貰えるということです。
500ドルというのは15,000ドルの3.3%に相当するため、常時2%の還元率と合わせると15,000ドル使った時点での還元率は5%を超えるというまさにウルトラ画期的なキャンペーンなのです。
皆様にもこの素晴らしい特典を共有させて頂きたいと思いますので、興味がある方は以下のリンクから是非申し込んでみて下さい!
紹介限定特典を貰うためには、上記のリンクからアクセスをして申し込むだけです。
申込みの途中で一度でも離脱した場合、やり直すときは再度リンクを経由する必要があるのでご注意下さい。
※リンクが切れている場合は、こちらからお問い合わせいただければ、可能な限り早急に更新させていただきます。
アメックスのビジネスカードを申込む方法
以下で、パーソナルカードとは少し勝手が違って戸惑うであろう申込方法について解説をしていきたいと思います。
あくまで申込フォームの解説を行うことを目的としており、審査通過を約束するものではありませんのでご留意ください。
(1)-1: 非会員の場合の申込み方法
非会員(ログインしてない状態)だと、以下のような長い申込みフォームが登場します。
アメリカの申込みフォームは短い場合が多いですが、事業の内容についての説明が求められるため、聞き取り項目がとても多いです。
以下にコメント付きの画像を挿入していますが、あまり聞きなれない項目があるのでポイントを整理します。
- COMPANY DBA NAME:自分の名前ではなく会社の名前を入れろという意味ですが、すぐ下のDBAは存在しないにチェックを入れると任意項目となります。法人名を有していない場合は、✓を入れることになるでしょう。
- ANNUAL BUSINESS REVENUE:会社員としての自分の収入ではなく、個人として行っている事業(副業など)での収入を記載します。※1,000ドル以上あれば大丈夫という噂もありますが虚偽申告を促進するものではありません
- TOTAL ANNUAL INCOME:ここは普段クレジットカードに申し込む際などに記載する世帯年収を記入します。
(1)-2: 会員の場合の申込み方法
AMEX会員であり、既にログインしている場合は、短い申込みフォームが表示される仕組みになっています。
しかし、内容としては上記で解説したものの抜粋ですので、同様に記載を行えば問題ありません。
(2): 即審査が行われ従業員カードの追加ができる
申込後、即審査が行われ、数秒後には審査可否が判明します。
審査に通過している場合は、次のページでその旨が書かれたページが現れて、従業員用のAuthorized Cardを追加することができます。
(ほぼそうだと思いますが)必要ない場合はMaybe Laterを押せば問題ありません。
(3): 約3~4日後にはカードが届く
申込プロセス完了後、送られてくるメールに従ってアプリのダウンロードを行いましょう。
ちなみに既にAMEXのカードを持っている場合、アプリで複数枚管理することができて非常に便利です。
時期によって変わるのかもしれませんが、筆者の場合は申込完了画面に3~4日後にカードが届きますという表示が出て、無事に4日後にカードが届きました。
まとめ
そういうわけで、今回はアメリカンエキスプレスのBlue Business Cashについて、申込みをしようと思い至った経緯と共に、実際の申込み方法について解説をしてきました。
この記事で出てきたBlue Business Plusというカードも非常に魅力的であり、多くの場合はどちらにしようか迷うと思います。
筆者も過去にBlue Business Plusを作成し、今回Blue Business Cashを作り直した形になるため、同様の悩みを持っている人にとっても参考になる記事になればと思っています。
しつこいですが、申し込むのであれば絶対にお得な以下のリンクを是非ご活用下さい!
※リンクが切れている場合は、こちらからお問い合わせいただければ、可能な限り早急に更新させていただきます。
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