米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

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ドライブ旅行の救世主!車載用インバーターでガジェットを充電する。

アメリカ旅行の醍醐味と言えば、広大な大地を車で疾走するドライブ旅行です。

そんな私も過去に何度か国立公園に日帰りや、泊まりで行ったのですが、文字通り一日中移動が続くこともしばしば。

そこで問題となったのがデジカメの充電でした。

今の時代、ほとんどの車にはUSBポートが付いているので携帯の充電は問題ないのですが、私の愛用しているOlympusのデジカメは、専用の充電器をコンセントに挿す必要があります。

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画像引用:Olympus

予備のバッテリーパックを持っていないので、ホテルに帰るまで充電ができないのが悩みだったのですが、今回の旅行では車載用のインバーターを導入しました。

これが非常に便利で、悩みだった道中の充電事情が一気に解消されたので、「旅行中のデジカメやガジェットの充電が心配だ…」という方や、今後アメリカで長距離ドライブ旅行を計画されている方々に是非オススメしたいと思います。

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車載用インバーターとは?

車のシガーソケットに挿すことができ、シガーソケットに流れる直流(DC)を一般家庭用の交流(AC)100~120Vに変換してくれる変圧器のようなものです。

反対側にはコンセントのアウトレットが付いていて、車の中で、家にいるような感じでコンセントに繋いでデジカメやパソコンを充電することができます。

車を使うことが多いアメリカ生活では一台は持っておきたい商品で、特に長距離のドライブ旅行などでは重宝すること間違いなしです。

車載用インバーターの選び方

一般的な乗用車用のものでは、シガーソケットからDC12Vの電源を供給し、AC110V(日本だとAC100V)に変換するものが主流です。

大事なのは使いたい商品の消費電力に対応する定格出力のものを選ぶことです。

定格出力・消費電力とは

定格出力とは「指定された条件下で機器類が安全に達成できる最大出力」を意味します。

一方の消費電力は、使用する家電製品が消費する電力のことで、「W:ワット」で表されます。

専門的なことは私もよく分かりませんが、要するに「購入するインバーターの定格出力が、使いたい機器の消費電力より大きいものを選びましょう」ということです。

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消費電力の調べ方

基本的には商品のラベルに記載されている定格消費電力の欄を見れば書いてあります。

が、たまにワット数ではなく、「VA:ボルトアンペア」という書き方がしてあったりするので注意が必要です。

計算式

W = VA × 力率(一般的には80%程度)

引用元:消費電力のWとVAはどう換算するの?

詳しく知りたい人は以下のリンクをご覧になるとよいかと思いますが、興味がないかたのために要約すると、ほとんどの場合はVA(皮相電力)がW(有効電力)を上回ることはないようです。

electric-facilities.jp

一般的な電化製品の消費電力の目安

また、参考までに一般的な電化製品の消費電力の目安は以下の通りとなっているようです。

携帯やデジカメの充電器、ノートパソコンなどの車内で使うことが想定される商品はだいたい100W以内には収まる場合が多いかと思います。

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画像引用:千代田デンソー

充電なら定格出力150Wで事足りるが…

以上見てきたように、デジカメやパソコンの充電くらいであれば、定格出力が150W程度の商品で事足りるでしょう。

ただし注意しておきたいのは、複数の機器を一度に繋いだりする場合は、相応の容量のものが必要になることと、例えば同じノートパソコンでも性能によって消費電力は大きく異なることがあるので、

  1. 繋ぐ可能性のある商品の消費電力の最大値
  2. 同時に繋ぐ可能性ある商品の消費電力の最大値の合計

くらいはシミュレーションをした上で、300W程度までのインバーターを視野に入れてるのがよいかと思います。

アメリカで車載用インバーターを買うなら

私の場合ですが、近所のウォルマートで探してみるも見つからず、旅行まで時間もなかったのでAmazonで発注しました。

もしかしたらカー用品を扱っているお店などに行けばあるかもしれませんが、なんとなくアメリカのカー用品店はガチっぽい感じがするので距離を置いています。

ちなみに、ネットで商品を探す場合、キーワードは「Car Power Inverter」と検索するとたくさんヒットします。

試しにアメリカのAmazonで検索すると、1,000件以上ヒットします。

Amazon.com: car power inverter

最終的に購入した商品はコレ!

ちなみに、私が最終的に購入したのは以下の商品です。

決め手というほどのものはないですが、私が乗っているマツダのCX-30という車は、電源ソケットがアームレストの中にあるので、コンセントアウトレットの方向が重要でした。

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画像引用:Mazda CX-30

また、値段もそこそこで、Power Switchがついているため、未使用時はインバーターの通電を切っておけるのが安全で良さそうと思ったからです。

今回3泊4日の旅行で使用しましたが、問題なく稼働してくれ大活躍でした。

まとめ

今回の旅行で初めて導入しましたが、個人的にはもっと早い段階で購入しておくべきだったと後悔しているくらい便利でした。

過去の旅行では見所スポット手前でデジカメの充電が切れそうになり、道中の風景を撮らないという断腸の決断をしたことがあります。

車載用インバーターがあれば、移動中にフル充電しておくことができ、目的地では充電を気にすることなく思いっきり写真や動画の撮影ができます。

もし今後レンタカーを含め、車での長距離旅行を検討されている方がいれば、購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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