キャッシュレス大国のアメリカでは、あらゆるシーンでクレジットカードを利用することができます。
過去には様々なクレジットカードのおすすめをご紹介してきましたが、物価の高いアメリカをお得に生き延びる上で、クレジットカードの活用は天下分け目の関が原であります。
日々の生活において、家計に最も大きな負担がかかるのが家賃の支払いだと思いますが、家賃をクレジットカードで支払おうとすると「2〜3%程度の手数料」なるものが発生するため、多くの人が銀行口座からの引き落としなどで家賃の支払いをしていると思います。
今回ご紹介する"Bilt World Elite Mastercard"は、なんと手数料無料で家賃の支払いができ、更にポイントまで貰えるという優れものです。
まだ”Bilt World Elite Mastercard”を持ってない人は、この記事で魅力をたっぷり解説していくので、今すぐに申し込みましょう!
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Bilt World Elite Mastercardの詳細
”Bilt World Elite Mastercard”は、Bilt Rewards社がWells Fargo銀行と提携して発行しているクレジットカードです。
【名称】ビルトワールドエリートマスターカード
【年会費】永年無料
【還元率】飲食店: 3%, 旅行関連: 2%, その他: 1%
【還元方法】Bilt Rewards Point
【付帯サービス】携帯保険、買物保険、etc.
各カテゴリにおける還元率自体には目新しさがないものの、年会費が無料にも関わらず携帯保険(端末の故障に対する保険)や、ショッピング保険(初期不良や破損・盗難への保険)が付帯しているのは重要なポイントだと思います。
一番の魅力は手数料なしで家賃が払えること
冒頭でも触れましたが、この”Bilt World Elite Mastercard”の最大の魅力は通常のショッピングにおける還元率ではなく、以下の2点に集約されると思います。
- 手数料なしで家賃が払えること
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その支払いに対して1%のポイントが貯まること
正直、手数料なしで家賃が払えること自体は、普段から手数料の発生しない銀行口座引き落としやチェック用紙での支払いを行っていれば変わりません。
しかし、クレジットカードで支払いをできるということは、その取引金額に対してポイントの還元が発生するということを意味します。
例えば、毎月2,000ドルの家賃を”Bilt World Elite Mastercard”での支払いに変更すると、年間で24,000ポイントの還元を受けることが可能になります。
ポイントの使い道は後ほど解説しますが、1ポイント=1セントとすると、これはアメリカンエキスプレスのゴールドカードの年会費(250ドル)にほぼ相当する額であり、年会費無料の”Bilt World Elite Mastercard”を作るだけで、アメリカンエキスプレスのゴールドカードの年会費がタダになるみたいな凄さです。
一方で、家賃の支払いに対するポイント還元の上限が年間50,000ポイントと制限されているため、月の家賃が高すぎるとすぐに上限に達してしまい旨味が少なくなってしまうので注意が必要です。
以下の表の通り、最大限の恩恵を受け取るためには、月4,167ドルの家賃が一つの目安となるでしょう。
Bilt Rewards Pointの使い道
貯まったBilt Rewards Pointは、他のカードプログラムと同様に多様な使い道が用意されており、大きく分けると以下ような使い道があります。
- Rent & Down Payment
- Travel
- Shopping
①Rent & Down Payment
貯まったポイントを次の家賃の支払いに充てることができます。
交換比率はプロパティによって変わるとされていますが、私の場合は1:0.55程度でした。
つまり10,000ポイントが55ドルに目減りしてしまうので、あまり懸命な交換方法とは言えません。
それでも、今までは全く便益を教授できていなかったのが当たり前だったので、これでも間違いなく「お得」といえるでしょう。
②Travel
航空会社のマイルや、ホテルチェーンのポイントなど、Bilt Rewardsが提携する各種トラベルパートナーのサービス購入に充てることができます。
基本的には1:1での交換をやっているようなので、ちょっとマイルが足りないという場合などに有効的な活用方法になると思います。
また、Bilt Travel Portal Powered by Expediaという旅行サイトを経由して旅行自体の予約をすることもでき、その場合は1:1.25で交換をすることができます。
つまり、10,000ポイントが125ドルの価値を持つことになるので、普段ExpediaやBooking.comなどを使ってホテルやレンタカーを予約している人は、とてもお得な代替手段となるでしょう。
③Shopping
貯めたポイントを、米国のアマゾンでの買い物に充てることも可能です。
しかし、ポイント交換比率は1:0.7になり、10,000ポイントが70ドル程度に目減りしてしまうことがネックです。
それでも①の家賃の支払いよりも遥かにお得なので、マイルやホテルのポイントに興味のない人にはいい交換方法だと思います。
使い道まとめ
上記①〜③の中で、最もポイント価値が大きく化ける可能性があるのはマイルなどへの交換でしょう。
しかし、家賃やアマゾンでの支払いなどへの充当も可能ということで、マイルを貯めていない人にとっても十分にメリットのあるポイントプログラムだということがお分かりいただけたかと思います。
Bilt World Elite Mastercardの使い方
家賃を手数料なしでカード支払いするためには、正しい手順を踏む必要があります。
慣れないと分かりづらい部分もあるため、以下でそもそものBiltの仕組みや注意点に触れながら解説をしていきたいと思います。
①支払い方法の登録はカードではなく銀行口座
家賃の支払いを行う際、多くの人はマンション住民用のオンラインポータルサイトにログインをして、そこで支払い方法の選択・登録を行うと思います。
この時、クレジットカードで支払うを選んで、Biltのクレジットカードを登録してはいけません。
代わりに、銀行口座で支払うを選び、Biltから付与されるRouting NumberとAccount Numberを支払い方法として登録する必要があります。
これは筆者の推測ですが、Biltは各カード利用者に銀行口座を貸し与えることで家賃の支払いを立て替えて取りまとめ、立て替えた分を各個人のBiltのクレジットカードに請求をしているのだと思います。
普通は以下の図の通り、本人の銀行口座から直接引き落としが行われます。
一方、Biltを利用すると、Biltの銀行口座で一度立て替えられた家賃がクレジットカードに請求されることになるので、カード利用者からみると手数料無しでカードでの支払いができたように見えるのでしょう。
そのため、家賃支払いを行う際は、直接Biltのクレジットカードを登録するのではなく、Biltから貰う銀行口座情報を登録する必要があるのです。
②ポイントを貰う為に最低利用回数が存在する
次に重要なことは、毎月家賃を払うだけではポイントは貰えないということです。
ポイントを貰うためには最低でも月に5回以上のカード利用が必要と明記されており、カフェでもレストランでもガソリンスタンドでも、なんでもいいのでとにかく月に最低5回はカードを利用する必要があるようです。
要するに、家賃の支払いだけに使われてカード自体は金庫の奥深くに放置されているとビジネスとして迷惑だ!という話で、ちょっとコーヒーを飲むときやスナックを買うときに利用して回数を稼いでいくことが重要です。
まとめ
以上、今回は魅力たっぷりな”Bilt World Elite Mastercard”のご紹介をしてきました。
「月々の支出の決して少なくない部分を占める家賃をクレジットカードで支払うことができたらどれだけお得なんだろう?」という消費者のニーズをしっかり汲み取った素晴らしい商品だと思います。
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