米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

アーバンライフに別れを告げ、米国のド田舎で大自然に囲まれて暮らす駐在員のブログです。

Chaseの口座開設で最大200ドルが貰える!アメリカのメガバンクのCPNが異次元すぎワロタ。

私の理解では駐在員が一財築ける時代は既に終わっていて、時代に即した「財テク」が求められると思っています。

それこそ昔は破格の給与で稼いだお金を元手に、投資信託、学資保険、生命保険など、多くの金融商品を買い漁ることでお金がお金を生む仕組みを作ることもできたのでしょうが、なにせ今の時代はその元手の話をしなければなりません。

日本はポイント社会なので、あらゆる特典がポイントで還元されることが多いですが、アメリカは「入会したら200ドル還元」「対象商品を買うと10ドル還元」など、まさに札束で煽るスタイルが主流です。

そういうことで、他のブログでも様々なキャッシュバックが紹介されていますが、その中でも圧倒的にハードルが低いのが銀行口座開設系だと思います。

今回は、チェースのキャンペーンに申し込んでみたので、記事にしてみたいと思います。 

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日米における銀行口座開設ボーナスの違い?

大小様々なキャッシュバックがありますが、クレジットカード系は日本人にとっても非常に馴染みが深いでしょう。

日本でも多くのクレジットカード会社が入会特典をフックに会員獲得をしていて、アメリカでも同様にクレジットカード会社各社は熾烈なキャッシュバック競争を繰り広げています。

個人的に日米の一番大きな違いを感じたのは、銀行の入会キャンペーンです。

日本の場合、銀行口座獲得キャンペーンは、各行最大500円相当のキャッシュバックが上限になっていて、恐らく法律で定められている上限がこれなのだろうと推測します。

一方のアメリカでは、銀行口座開設で100ドル以上(その差20倍以上!)のキャッシュバックキャンペーンが当たり前のように行われています。

クレジットカードより簡単に作れて、それでいてお得?

そんな日本よりも遥かにお得な銀行口座開設キャンペーンですが、以下の理由からやらない理由はないと胸を張ってオススメします。

  1. 審査なしで開設できること
  2. クレジットカードに比べて達成条件が低いこと
  3. 多くの場合が口座振込による「現金還元」であること

審査なしで開設できること

最初にして最重要なことですが、銀行口座はクレジットカードと違って審査がありません。

正確に言うと、KYC(本人確認)やAML(マネロン対策)など、不正を水際で防止するための各種照会作業は行われますが、クレジットカードのような与信審査(他社の借入を含めた本人の返済能力の確認や利用限度額の決定など)が行われないのです。

過去によほどの犯罪を犯していなければ、これらの照会作業で振るい落とされることもないと考えられるため、入国直後でも容易に作ることが可能です。

クレジットカードに比べて達成条件が低いこと

次点は、クレジットカードのように「決まった期間内にいくら以上使わないといけない」という条件がないためです。

クレジットカード会社はカードを使ってもらうことによって、手数料収入が発生するため、より多くカードを使って欲しいと願っています。

一方、Checking口座の場合は、口座開設後にDirect Deposit設定(給与振込口座設定)を行えば条件達成、Savings口座の場合は、口座開設後に一定金額以上の入金を行えば条件達成といったキャンペーンが一般的です。

銀行から見ると、預金をいかに多く集めることができるかが焦点になるので、クレジットカードのキャンペーンとは正反対の考え方になるのは自然なことです。

貯金するだけでお金を貰えるのは、普通に凄いことだと思いませんか?

多くの場合が口座振込による「現金還元」であること

そして最後に、「キャッシュバック」が本当の意味でキャッシュバックであるのも魅力的です。

クレジットカードの入会キャンペーンの場合、キャッシュバックはカードの支払いに充当するか、自社ポイントとして提携店で現金のように使うことができる形で還元されるのが普通です。

一方の口座開設キャンペーンでは、条件を満たすと開設した口座に現金としてキャッシュバックが振り込まれるので、かなりリッチなお年玉を貰った気分になれます。

最大200ドルが貰えるキャンペーン!

現在、チェースはChecking口座の開設で最大225ドルが貰えるキャンペーンを実施しています。

詳細の条件は以下で説明しますが、Checking口座を新規で開設し、所定の条件を達成するとボーナスの200ドルが貰えます。

コロナ禍で各企業がマーケティング予算を削減する中、このキャンペーンのボーナスも徐々に減額されており、いつまで存続するか分からないので思い立った今がチャンスです。

口座開設だけではクレジットスコアに影響もないので、ほぼノーリスクで手軽に作れて更にお金が貰えるこんなチャンスは滅多にありません!

ちなみに、口座の種類やそれぞれの特徴については以下の記事で別途詳しく説明しておりますので合わせてご覧下さい。

➡ アメリカの銀行口座の種類を徹底解説。Checking,Savings,CDの違いと注意点とは? - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

本キャンペーンの申込みページはこちら

対象のキャンペーンページは以下となります。

申し込みはこちら

※リンクが切れている場合は、こちらからお問い合わせいただければ、可能な限り早急に更新させていただきます。

達成条件

上記キャンペーンの達成条件と受取条件は以下の通りとなっております。

Checking口座の開設Bonus
<原文>
(1) Open a new Chase Total Checking account, which is subject to approval
(2) Have your direct deposit made to this account within 90 days of account opening
(3) We'll deposit the bonus in your new account within 15 business days
<翻訳>
(1) 新規でChase Total Checking口座を申込み承認される。
(2) 口座開設から90日以内にDirect Deposit(給与振込)設定を行う。
(3) 上記条件を満たした後15営業日以内にボーナスを振り込み。

本キャンペーンにおける注意点

なお、ポイントのもらい逃げや二重付与を防止するため以下の制約が課されていますので留意しましょう。

<原文>
(1) Checking offer is not available to existing Chase checking customers, or those whose accounts have been closed within 90 days or closed with a negative balance.
(2) You can receive only one new checking account opening related bonus every two years from the last enrollment date and only one bonus per account.
(3) If the checking account is closed by the customer or Chase within six months after opening, we will deduct the bonus amount at closing.
<翻訳>
(1) 既に口座を持っている場合、または過去90日以内に口座を閉鎖したか、過去に残高がマイナスの状態で口座を閉鎖している場合。
(2) Checking口座関連ボーナスは、2年に1回、口座毎に1回のみ受け取りできます。
(3) 口座開設後6ヵ月以内に閉鎖した/閉鎖された場合、閉鎖する際にボーナス分を差し引きます。

この中で特に注意が必要なのは、(2)でしょう。過去2年以内に今回のキャンペーン対象の口座を含む、チェースのChecking口座を作ってボーナスを獲得している場合、本キャンペーンの対象外となります。

仮の話ですが、昨年Chase Premier Plus Checkingを作って口座開設ボーナスを貰っているのであれば、今回のキャンペーンでTotal Checkingを新規に開設しても対象外となることを意味するので、注意が必要です。

他の銀行ではなくチェースがオススメな理由

ちなみに、HSBCやCitiなどでも同様のキャンペーンが行われていますが、以下のたった一つの理由でチェースから申し込みをすることをオススメします。

  • チェースのクレジットカードを作りやすくなる。

チェースのクレジットカードは入会特典や機能を含めて魅力的なものが多く、アメリカ生活では必ず持っておきたいクレジットカードです。

チェースはクレジットカードの審査において、「自社との取引履歴」を重視していて、チェースの口座を持っているか、チェースの口座にどれだけの資産があるか、チェースの口座を持ってどれくらいの期間が経っているかなどを総合的に審査基準に組み込んでいるようです。

➡ 悲報!チェースのクレカで2度目の審査落ち。赴任1年目の作成は厳しいのか? - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

チェースの口座を早めに作っておき、良好な関係を築いておくことで、その後のクレジットカード作りなどが簡単になるという意味で、他行に先駆けてチェースの口座を作るべきというのは理に適っているでしょう。

まとめ

以上見てきたように、銀行口座は日本と比較にならないくらいお得なキャンペーンが用意されていて、そのハードルの低さも相まって非常に「おいしい」キャンペーンと言えるでしょう。

当然、銀行を作れるのであれば、一般的な留学生から短期の交換留学生や語学留学生まで幅広くチャンスがあります。

ただし、Direct Depositの条件があるので、アルバイト収入や株式の配当収入がないと条件達成が困難になってしまうのがネックです。

そういう意味でも、駐在員のように定期的に給与振込がある場合は息を吐くように条件達成ができるので、やらない手はないと思います。

 

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