米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

アーバンライフに別れを告げ、米国のド田舎で大自然に囲まれて暮らす駐在員のブログです。

まるでウユニ塩湖!アメリカの隠れ絶景スポット、ボンネビルソルトフラッツが凄かった。

アメリカの国土は日本の約25倍もあり、世界屈指の絶景スポットが数多く存在します。

大都市の高層ビル群などの人工美から国立公園などのプリミティブな自然美まで、見所が多いアメリカ国内旅行は駐在生活の楽しみの一つです。

そんなアメリカの絶景を求めて、今回はユタ州とネバダ州の間にある「アメリカのウユニ塩湖」との呼び声も高い、Bonneville Salt Flats(ボンネビルソルトフラッツ)へ行ってきました。

Sponsored Link

 

ボンネビルソルトフラッツとは?

ボンネビルソルトフラッツは、ユタ州ソルトレイクシティーから西に178kmほどのところにある、一面が塩に覆われた平坦な大地です。

塩湖といえばボリビアのウユニ塩湖が有名ですが、このボンネビルソルトフラッツも時期によっては「鏡面」になったりし、その風景はアメリカのウユニ塩湖とも呼ばれ、アメリカの穴場観光スポットとなっています。

また、遥か彼方まで続く平坦な大地の上を、世界最高速を目指すために特殊改造された自動車や自転車で疾走するスピードレースが年に数回行われている、モータースポーツの聖地でもあります。

➡ 時速500キロ越え!塩湖の上で行われるモータースポーツ"ボンネビル・スピードウェイ"とは? | Motorz(モーターズ)- クルマ・バイクをもっと楽しくするメディア -

ボンネビルソルトフラッツへの行き方は?

ボンネビルソルトフラッツへの観光拠点となるのは、ユタ州のソルトレイクシティになります。

ソルトレイクシティから車で約2時間弱で行けるので、ソルトレイクシティを拠点にすれば半日でも十分に楽しめるかと思います。

いざ、ボンネビルソルトフラッツへ

ソルトレイクシティを出たら、Lincoln Highway(I-80)というニューヨークとサンフランシスコを繋ぐ大陸横断道路をRenoに向かって走ります。

驚くほど退屈な道を、クルーズコントロールを使って制限速度いっぱいで約2時間走ります。

途中からハイウェイの両脇に干上がった塩の大地らしきものが見え始めますが、茶色く濁っていて「こんなもの見にきたわけじゃないんだけどwww」と期待値がどんどん下がっていきますが心配要りません。

最後のサービスエリアに近づくと突然真っ白な塩の大地が姿を現します。

分かりづらいですが、ボンネビルソルトフラッツの入り口は、以下の地図のサービスエリアの少し先の出口で降りた先にある、Bonneville Salt Flats International Speedwayという場所にあります。

サービスエリアからボンネビルソルトフラッツ内に降りている車もたくさん見かけましたが、恐らく本来の道ではないと思います。

看板の向こうは真っ白な塩の大地

高速道路を降りてぐるっと迂回して道の突き当り、「ボンネビルスピードウェイ」までいくと、入り口を表す看板が見えます。

その看板の向こうには地平線の彼方まで塩の大地が広がっていて、サングラスなしでは前が見えないほどの眩しさです。

f:id:yumaog168:20200903011644j:plain

塩の大地に降りてしばらく車を走らせると、見渡す限り誰も存在しない虚無の世界が広がっていました。

携帯の電波も届かず、このまま帰り道の方向が分からなくなったらどうしようと怖くなるほどです。

人の気配がなくなったところで適当に車を停めて、しばし記念撮影タイム。

マツダから宣材写真に使わせて欲しいと依頼が来てもおかしくないような素敵な写真が取れました。

f:id:yumaog168:20200903011317j:plain

ボンネビルソルトフラッツのベストシーズンは?

我々が訪れたときは、夏の真っ盛りということもあり、写真のような真っ白な塩の大地を見ることができました。

5月~10月にかけては、このような景色に出会う確率が高いようです。

もし雨季のウユニ塩湖のように、一面に水が張った「Mirror Reflection(鏡面の世界)」を見たいのであれば、11月~5月にかけてがオススメです。

雨が降った後の日は特に鏡張りの景色が見れる確率が上がるみたいなので、こまめに現地の天気予報をチェックしておくと良いかもしれません。

一方で水が張る季節は、ぬかるんだ大地に車がハマってしまうこともあるみたいなので、馬力のある4WDが必須と思われます。

もちろん、大雨が降ったりすれば夏の間でも水が張る場合があるようですが、この辺は非常にカラッとしている砂漠地帯なので、出現率はそれほど高くないでしょう。

また、夏の間は冒頭で紹介したモータースポーツのイベントが定期的に開催されており、イベントに合わせて出掛けてみるのも面白いかもしれません。

ただし、人が多いので思い切り写真を撮りたい人はイベントに重ならないようにするといいでしょう。

ボンネビルソルトフラッツ周辺の見所

ボンネビルソルトフラッツを更に西へ進むと、ネバダ州のウエストウェンドバーに入ります。

ユタ州と違ってネバダ州ではカジノが合法なので、ここで手軽にカジノを楽しむことができます。

➡ WendoverFun.com :: Homepage

いくつかカジノがありますが、今回は比較的大きなRainbow CasinoとPeppermill Casinoへ立ち寄りました。

スロットは1¢台から高額な台までずらりと揃っており、ブラックジャックやバカラなどのテーブルゲームは$5から、ルーレットは$10からといった相場感です。

スロットは現金を投入してプレイし、ゲーム終了時の残高はチケットとしてプリントアウトされます。

このチケットは別のスロット台でも使えますし、最後にカウンターでキャッシュアウトして現金化することが可能です。

ルーレットをプレイする場合は、テーブルでディーラーに現金を渡してチップと引き換えてもらいます。

今回訪れたカジノはどちらも0と00を含む38区分のルーレットで、いわゆる「アメリカンスタイル」というやつです。

外から中が見えないので入りづらいと思いますが、身分証明書などの提示を求められることもなく、体温検査(コロナ対策)のみであっさり入場することができました。

また、ドレスコードに関しての情報がネット上で見つからなかったので、念のため短パンとサンダルは避けましたが、カジュアルな田舎のカジノといった感じで張り切ってお洒落をする必要はないかと思います。

残念ながらどちらのカジノも分煙仕様ではなく、フロア中に煙草の臭いが立ち込めているので、非喫煙者の我々にはちょっと辛かったです。

 

こちらの記事もどうぞ

us-life.hatenablog.com

Sponsored Link