米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

アーバンライフに別れを告げ、米国のド田舎で大自然に囲まれて暮らす駐在員のブログです。

全く意味のないアメリカの換気扇と我が家の臭い対策

アメリカに来て驚いたことは数多あれど、「キッチンの換気扇が外に繋がっていない」という事実を知ったときは愕然としました。

初めてステーキを焼いたときに換気扇を回したら、轟音と共に吸い込んだ煙が何倍もの速度で噴き出してきて、煙探知機が作動しました。慌てて窓を開けるも、アメリカの住宅は気密性が高く風が通らないので、なかなか煙が出て行きません。

その結果、肉の臭いが部屋中に充満して、翌朝まで不快な臭いが残ってしまってどうしたものかと絶望したのを覚えています。

アメリカでは肉や魚を焼くときに、家の外でグリルを使って焼いたり、オーブンで済ませてしまうことが多く、日本人のように「Stir Fry(炒める)」を日常的に行う食文化ではないのかなぁと感じます。

実際に、私が住んでいるアパートでも、ベランダでグリルを使って肉を焼いている場面を目撃したりします。

かといって、全ての料理をオーブンやレンジで賄うのは困難ですし、日本と同じような食生活をしたいと思うと、どうしてもコンロを使う頻度が高くなると思います。

そういう意味でも自宅の生活臭対策は喫緊の課題であり、アメリカ駐在界のミレニアム懸賞問題であると言っても過言はないでしょう。

そこで今回は、我が家の臭い対策をご紹介します。そして、あわよくば皆様のご家庭の臭い対策を教えていただきたいのです。

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【対策①】プラズマクラスター脱臭機を導入する

臭いは誤魔化さずに根こそぎ取り除きたいという意味で、我が家の大本命が脱臭機です。

プラズマクラスターを搭載した脱臭に特化した商品があると聞いて、日本に一時帰国した際に迷わず購入したのがこちらの商品です。

このDS-Y01という商品は、空気清浄機能や加湿機能などはなく、光触媒活性炭フィルターと高濃度プラズマクラスターで生活臭を取り除く脱臭に特化した商品ということで、高気密の我が家に最適だと思い購入しました。

加えて、現在はペットを飼っていませんが、将来的に飼うかもしれないと思っているため、猫や犬などのペット臭の対策にも使えると期待をしています。

外形寸法がD:233mm×H:570mmで、重量が僅か3.9㎏とコンパクトなので、アメリカへは88Lのスーツケースに入れて持って帰ってきました。

ちなみにメーカーに問い合わせた発送時の外箱寸法は以下の通りで、どの航空会社でも問題なく預けられるサイズだと思います。

  • 縦:303mm × 横:303mm × 高:65.2mm × 重:5.0kg

3段階(強中弱)の強さがあって、普段は「中」で一日中稼働させています。

臭いの強い料理をした後などは「強」で一晩運転しますが、「強」だと運転音がかなり気になるので、寝床がある部屋での使用は厳しいと思います。

導入以来、料理臭が落ち着くのが早くなった気がするので、日本に一時帰国される予定がある場合は購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

ちなみに電圧対策として、こちらの小さいダウントランスを噛ませて購入以来フル稼働させていますが、今のところ問題なく動いてくれています。

【対策②】ファブリーズを使う

上記の脱臭機に加え、消臭スプレーを使うのは基本のキです。

アメリカでもファブリーズは普通に売られていて、近所のスーパーなんかでも陳列されています。

ただし、日本で売られているような除菌ができるものは滅多にお目にかかれず、私は未だに発見できていません。

その場合は、アマゾンで購入できます。

尚、とても重要なことをお伝えしますが、このスプレーボトルは霧吹きというよりシャワーのように滴ると言っても過言ではないくらい粒度が粗いです。

日本に帰って日本のファブリーズを使うと、霧吹きの繊細さに感動してしまうレベルなので、引っ越しの際に日本からボトルを持って行き、詰め替えて使うことを強くおススメします。

【対策③】こまめに天井と壁を拭き掃除する

換気扇から上方に高速で放たれた油の蒸気は、キッチンの天井や壁に張り付いてべたべたになるので、クイックルワイパーなどを使ってこまめに拭き掃除をしましょう。

日本では掃除したことがなかった天井も、こちらに来てからは定期的に拭き掃除をするようにしています。

我が家では、換気扇の給気口と排気口に100均で買ったフィルターを挟み、微力な抵抗を試みています。

効果があるかわかりませんが、しばらくするとフィルターが結構汚れているので、ないよりはマシといった感じだと思っています。

以上、我が家で取り組んでいる臭い対策をご紹介しましたが、皆様のご家庭での取り組み事例などがあれば、シェアして下さいますと幸甚でございます。

 

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