アメリカ生活だからといって、食に関しては極力我慢したくないと思い続けて、今までに様々なことに挑戦してきました。
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食材を探し出し生み出す自分に、それを日本と変わりないレベルで食べれるように美味しく調理してくれる献身的な妻のお陰で、赴任以来食事に関してのストレスはかなり抑えられていると思います。
そして今回、新年を迎えるにあたって、近所のウォルマートで偶然とある高級食材を激安で売っているのを発見してしまい、またしても新たな扉を開いてしまいました。
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ウォルマートでSnow Crab(ズワイガニ)を発見!
この日も恒例の牛タンを求めて近所のウォルマートを散策していたのですが、いつものところに見当たらず隅々を探検していました。
すると、偶然にも精肉コーナーの一番隅の方に、袋に入ったSnow Crabを発見。
馴染みがなかったので調べてみると、Snow Crabは日本でいうとズワイガニだそうです。
日本のスーパーなどで陳列されているものほど立派ではありませんが、蟹の身が半身と可愛らしい蟹爪が3〜4個入っていて、お値段なんと12.26ドル。
蟹の身でお腹が膨れる未来は期待できなくても、出汁が取れて最後にカニ雑炊にするだけで十分回収できると踏んで購入してみました。
ちなみに購入したのはこちらの商品です。(※リンク先から在庫確認が可能)

アメリカ版、カニ鍋のレシピはコレで!
ふるさと納税なんかでカニ鍋セットを頼んでいたときは、出汁も付属していたりしましたが、今回はゼロからということで、以下のレシピを参考にさせていただきました。
上記リンク先のレシピは5人前用だったので、我が家は分量半分で作ることになりました。
具材ですが、中華系スーパーで買った鍋野菜(白菜、人参、ぶなしめじ、えのき茸、ネギ)に、妻特製の鶏団子、日本から送ってもらったマロニーを用意しました。
白菜は米系スーパーでも売っていると思いますが、お好みでキャベツを使ってみるのもいいかもしれません。
あと、アメリカで地味に手に入らない野菜ランキング上位である日本風の白ネギは、ちょっと苦味が強くなりますがリーキで代用したりしても大丈夫です。
個人的には水菜とか春菊があれば尚良しで、バラエティーを増やすならタマネギや、椎茸、豆腐なんかがあっても良かったかなと感じました。
そして作るときのポイントは、食べられなさそうな脚の先端部分などを早い段階で鍋に投入し、しっかり出汁を取ることです(常に雑炊を見据えること)。
山岳部標準時的カニ鍋が完成!
アメリカの内陸部、海を見たことがない人が住むと言われる砂漠地帯に舞い降りた渾身のカニ鍋がこちら。
思いの外ボリューミーな仕上がりで、大満足です。
肝心のカニの方も、脚の付け根と蟹爪の部分は想像以上に身が取れて、出汁用と割り切っていた我々をいい意味で裏切ってくれました。
お正月用に買った高級餅(この辺は餅が謎に高い)を途中で餅しゃぶにしたときは、この白人しかいない地の果てで食べる日本の味に涙が溢れて来ました。
コロナ禍で故郷が遠く感じる今だからこそ、有り難みもより一層というものでしょう。
おわりに
アメリカのスーパーはとにかく広くて扱っている商品が多いので、探してみると案外色々なものが売ってるんだなと改めて思いました。
牛タンが激安で売られているのを発見したときも興奮しましたが、今回はウォルマートで安価なズワイガニを発見し、こんな僻地でも日本の冬の味を楽しむことができました。
個人的な想像ですが、ウォルマートは他のローカルのスーパーに比べて、多くの国の人達が使っているイメージがあるので余計に品揃えが豊富なのかもしれないと考えています。
そして前回の牛タンに引き続き今回も言いますが、最も大事な結論は「ウォルマートに売っているからといって侮ってはいけない!ズワイガニに変わりはない!」と付け加えておきます。
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