アメリカに来てネイティブに囲まれて日々仕事をしていると、初めて聞く英単語や表現が次々に飛び出してきます。
レベルの高い専門用語は日本でも使う機会はあるかもしれませんが、変わった表現など個人的に理解に苦しんだものに関して、備忘も込めてまとめて行こうかなと思ってます。
実際に使われる際の意味やニュアンス、更には実際に動画で使われているシーンを紹介していきます。
他の表現はこちら >> アメリカで学んだ生きたビジネス英語シリーズ
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Up To Speed
日本に居たときはあまり使うことがありませんでしたが、アメリカに赴任してきて以来、ありとあらゆるミーティングで使われることに気付きました。
今まで紹介した語彙の中でも出現率は非常に高く、覚えてしまえば使いやすい表現でもあるので、必ず押さえておきましょう。
意味・用法
直訳すると「スピードの追いつく」となります。
しかし、実際に使われる場面では、高速道路に合流し、既に高速道路を走っている車たちと同じスピードになるまで速度を上げるというイメージから転じて、「他の人たちと同じくらいある対象について知っている状態」を表す場合が多いです。
Get、Bring、Keepなどといった動詞と併用されることが多く、それぞれ以下のような感じになります。
- This might also help keep you up to speed on this new project.(新メンバーとしてプロジェクトに参加して、他の人たちに追いつくために役立ちそうな資料があるような場面が浮かびます)
- Can someone bring me up to speed?(話の途中でトイレに立ち、戻ったら知らない話で盛り上がっているような場面が浮かびます)
- The in-game tutorial will bring you up to speed on some of the basics on movement.(ゲームのチュートリアルが基本のムーブを教えてくれる=最低限必要な知識に追いつかないといけない場面が浮かびます)
なんとなくCatch up with~と似ていますが、こちらは「靴ひもを結ぶから先に歩いてて!すぐキャッチアップするわ!」といった物理的に追いかけるニュアンスが強いと感じます。(専門家でないので雰囲気理解で申し訳ありません。)
実際の使用例
原文:Now, all of us are spreadsheet experts, I'll bet, but I'll show you, hopefully, a couple of things that you haven't seen before, some things to do with Excel. So woven into most of our class meetings will be a couple of new Excel features. For those of you that don't feel quite as comfortable with it, we've got a bit of an orientation and some training that you can do offline to get yourself up to speed.
意訳:さて、私たちは皆表計算の専門家ですが、今までに見たことのないエクセルの機能をお見せします。このクラスのミーティングでは、エクセルの新機能をいくつか紹介します。あまり使いこなせていない人がついてこれるように、オリエンテーションとオフラインでできるトレーニングを用意しています。
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