米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

アーバンライフに別れを告げ、米国のド田舎で大自然に囲まれて暮らす駐在員のブログです。

【驚愕】献血で1,000ドル貰える?アメリカでの献血体験@BioLifeをレポートします。

アメリカに来て、物価が高いと感じた人は恐らくたくさんいることでしょう。

駐在員という身分で、ゆとりのある海外ライフと思っていたら、現実を目の当たりにしたという人も少なくないでしょう。

一方で、多少の努力を惜しまなければ、クレジットカードの入会特典や銀行口座の開設特典、キャッシュバックアプリなどで数百ドル〜数千ドル単位のメリットを享受することができることも事実です。

本ブログでは、今までに様々なお得情報を発信してきましたが、今回は一風変わった「献血」にまつわるお得情報をお伝えしたいと思いますので、是非最後までチェックしていって下さい。

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アメリカでは献血でお金が貰えるって本当?

ある日、知り合いの医師から「献血でお金が貰えるんだよ」と教えてもらいました。

献血は「寄付」なので、報酬としてお金が貰えるというのは半信半疑でしたが、兎にも角にもネットで調査を開始しました。

最初は、手探り状態で「Blood Donation」などと調べていたのですが、情報を辿っていくうちに、どうやら「Plasma(プラズマ - 血漿 - けっしょう)」と呼ばれる血液の成分を集めているらしい事が判明しました。

➡ 血漿 - Wikipedia

プラズマは健康な人の体内でしか生成されず、Plasma Donationに登録したドナーから採集された貴重なプラズマは、様々な難病の治療薬の原料として使われるらしいことも学びました。

そして、お金に関しての記述も発見し、どうやら嘘ではないらしいことも明らかになりました。

プラズマの寄付で報酬として支払われるお金は、献血にかかる各種拘束時間に対しての埋め合わせという扱いのものらしく、場所や需要によっては、1回で100ドルといった金額が報酬として支払われる場合もあるようでした。

知人の医者が発したひょんな一言から、「アメリカでは献血でお金が貰える説」が確信的なものになってきたのです。

医療に貢献すべく早速ドナー登録をしてみた

その後も色々と調査をしていると、最近はCovid-19の影響でプラズマの供給が不足しているという情報もあり、日本でも無類の献血好き家族で育った私は早速ドナー登録へと歩みを進めました。

ドナー登録要件

(...) an individual must be at least 18 years of age, weigh at least 110 pounds and pass all other required donor eligibility criteria.

18歳以上、体重110ポンド(約50キロ)以上で健康基準を満たす者。

現実主義者なので、どうせならより報酬が高いところで寄付を行いたいと思い、少し家から遠いものの、BioLife Plasmaという場所でドナー登録を決意。

➡ https://www.biolifeplasma.com/

私が登録した時点では、8回の寄付で900ドルの報酬が貰えるという非常にお得(?)な新規ドナー募集キャンペーンが行われておりました。

住所の都合で登録はできなかったのですが、1,000ドル以上の報酬を出しているところもあったので、近隣でお得なキャンペーンを行っているところを探して登録するのがいいと思います。

ちなみに、私が登録したBioLifeのいい点は、「報酬が明朗だったこと(各回幾ら貰えるかが明記されていたこと)」に加え、先方に直接コンタクトすることなく、アプリで新規ドナー登録ができたことも非常に大きいです。

また、報酬の受け取り方法も各社異なっており、BioLifeではプリペイドデビットカードへのチャージ(ATMで引き落とし可能)で受け取りができるという点も良かったです。

BioLifeのメリット(個人の感想)

  • 新規登録キャンペーンの有無
  • 寄付に対する各回の報酬が明朗
  • アプリでの新規登録〜寄付が可能
  • 報酬が現金に近い形で貰えること

ドナー登録から実際の寄付に至るまでの流れ

初回予約(問診&献血)

無事にドナー登録が完了したら、初回予約を行います。

どこの会社でも同じですが、初回は問診表への回答と医師による身体検査が行われます。

問診票では既往歴や現在の健康状態、規約の確認を行い、医師によって実際にドナーとして適格かどうか簡単なチェックが行われ、自分のプラズマが利用できるかの判定が行われます。

初回はこの工程で約1時間強、更に実際の献血作業で約1時間弱の合計2時間が必要となります。

また、BioLifeでは初回の諸々の手続きの際に自分専用のデビットカードが貰えるため、初回の寄付終了と同時に報酬を手にすることが可能です。

次回以降予約(献血)

2回目以降は基本的には献血のみとなるため、約1時間程度の拘束となります。

ちなみにプラズマの寄付について補足をしておくと、ただ血を抜くだけの献血とは異なり、血液を取り出して特殊な機械でプラズマを分離したあと、血液そのものは再び体内に戻してくれます。

そのため、通常の献血よりも高い頻度で寄付を行うことが可能です。

具体的には、「中1日を空け、7日間で2回まで」である場合が多いようです。

つまり、月曜日に寄付した場合、次回は水曜日以降となり、仮に最短で水曜日に寄付した場合でも、その次は月曜日まで間を空ける必要があるということです。

実際に寄付をしてみた感想

最初は正直に「ほんとにこんな報酬をもらっていいの?」と思いました。

仕事終わりや休日に喜んで献血に出掛けるというのは特殊ですが、実際の拘束時間に照らすととてもいい稼ぎになることがわかりました。

もちろん、キャンペーン以外の平常時の報酬はより低く設定されているようですが、ドナー登録をしたからといって毎週強制的に通わなければならないというものでもありません。

また、献血自体は余程注射が苦手という人でなければ十分に耐えうるものだと思います。

あえて心理的ハードルを上げておくと、血液が戻ってくる際のひんやりした感覚が無茶苦茶に気持ち悪いくらいですが、ひたすらに耐えることも修行の一貫と思えば全然問題ありません。

安全性に関しても、血液を扱う場所なので衛生管理は徹底されていて、採血前にはこれでもかというほどに丁寧にプロセスの説明を行ってくれたのが良かったです。

そして何より、寄付を通じて広く世界の役に立てるという大義名分があるので納得感があり、個人的には引き続き継続していきたいと思っているほどです。

まとめ

以上、日本とは少し異なるアメリカの献血事情に関してご紹介させていただきました。

今回私が寄付を行ったBioLife Plasmaは全米各地にサービスセンターが点在しているため、お住いの地域でも見つかるかもしれません!

➡ BioLife場所一覧:https://www.biolifeplasma.com/locations

個人的には満足しているので、BioLifeを是非オススメしたいところですが、もしも近所にない場合は以下のポイントを参考に選ぶといいかと思います。

プラズマ献血先の選び方

  • 新規登録キャンペーンの有無
  • 寄付に対する各回の報酬の記載有無
  • アプリでの新規登録〜寄付の可否
  • 報酬が現金に近い形で貰えるか否か

以上、この記事が皆様の参考になることを祈っております。

 

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