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Kabbage(AMEX系列)から年率1.1%のChecking口座が誕生!High Yield Savingsよりもお得?

以前の記事で、アメリカの銀行は日本に比べて利率が良いことに触れ、その中でもAmerican Express(以下:AMEX)のHigh Yield Savingsがすこぶる調子が良いと紹介をしたことがあります。

➡ 【驚異の利率】アメリカンエキスプレスのHigh-Yield Savings Accountのメリット、デメリット。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

こちらのSavings口座は、アメリカでも屈指の高利率を誇っており、筆者も普段の生活に必要な運転資金や証券投資用資金以外の預金は全てこちらの口座に集めているほどです。

名実共に最強かと思われていたこちらのSavings口座だったのですが、この度AMEXの系列であるKabbageというサービスから、年率1.1%という超高利率を誇るChecking口座が爆誕したのです。

物好きな筆者は早速そのKabbageという無名銀行に口座を作ってみましたので、今回の記事ではKabbageのメリットやデメリット、使ってみての感想をお伝えしたいと思います!

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AMEX系列の新銀行、Kabbageとは?

恐らく、ほとんどの人はKabbageというサービス名すら聞いたことがないと思います。

それもそのはず、こちらの銀行はAMEXの傘下にて、2021年6月に誕生したできたてほやほやの新しい銀行なのです。

➡ Kabbage: Small Business Funding Options Up To $150000

Kabbageというちょっと変わった名前だったので、いかにも胡散臭いと思っていましたが、上記のページを見るとどうやら本当にAMEXの系列みたいです。

年率1.1%のChecking口座という衝撃

ちなみに筆者がKabbageの存在を認知したのは、AMEXのビジネスカードを複数枚保有しており、アプリ内にKabbageの広告が掲載されていたからです。

➡ 【入会特典$500付】常時2%還元のBlue Business Cashを作ってみた!オススメする理由と申込方法も徹底解説。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

➡ 【紹介限定15,000pt特典有】最強のアメックス、Blue Business Plusを作ってみた!オススメ理由と申込み方法を徹底解説します。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

以下が実際に掲載されていた広告ですが、「預金100,000ドル(約一千万円相当)までなら年率1.1%の利息が付きます!」というにわかには信じられない内容のものでした。

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ちなみに、以前の記事で紹介したAMEXのHigh Yield Savings Accountは、2021年8月現在で年率が0.4%となっており、その差は約1/3倍ですので、Kabbageが如何にお得なのかがわかるかと思います。

Kabbageのメリットとデメリットを超解説

そういうわけで、筆者は早速口座開設を行い少しばかり使ってみることにしました。

以下では、これまでの使用で感じたKabbage Checkingのメリットとデメリットを主観全開でまとめていきたいと思います。

Kabbage(Checking)のメリット

個人的に考えるKabbageのChecking口座のメリットは以下の通りとなります。

1. 口座種別がCheckingであること

まず、口座の種類がChecking口座であることに驚きました。

詳細は以下の記事に譲るとして、アメリカのChecking口座はあくまで決済用の口座という立ち位置になるため、利息が付かないことが多いです。

➡ アメリカの銀行口座の種類を徹底解説。Checking,Savings,CDの違いと注意点とは? - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

一方で、Checking口座であるということは、決済に用いるためのデビットカードが付与されるので、デビットカードを使った決済やATMでの現金引き出しなど、日常使いに最適化されていることを意味します。

逆に、Savings口座は、余ったお金を預けておく用なので、普段はあまり動きのない口座であり、それと引き換えに利息が貰えるというトレードオフの下に成り立っています。

銀行によっては一ヶ月の間にSavingsから引き出せる金額や回数に制限があり(超過すると手数料が発生したりする)、日常使いには全くもって不向きであると言えます。

その点、KabbageのChecking口座は、文字通りChecking口座なので当然デビットカードが付与され、日常の決済をしながら預金に利息がついてしまうというスグレモノなのです。

2. 年率が業界最高水準であること

次に、やはりその1.1%という年率は特筆すべき点でしょう。

前述したとおり、私が一押ししているAMEXのHigh Yield Savings Accountは2021年8月時点で0.4%という年率に甘んじています。

それでもアメリカのSavings口座の中では常に最高水準(下図参照)であり、それを上回る年率が貰えるとなると黙って見過ごすわけにはいけないというわけです。

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出典:wallethub.com
3. モバイルアプリが存在すること

モバイルアプリが存在するというのは、個人的にはかなりポイントが高いのでメリットとして紹介するに十分値するかと思います。

というのも、またまた前述のAMEXのHigh Yield Savingsとの比較になってしまいますが、そちらはモバイルアプリが存在しないのです。

ちなみに以前のブログ記事でも、モバイルアプリがないことをデメリットとして紹介しているくらいなので、個人的には嬉しい仕様です。

➡ 【驚異の利率】アメリカンエキスプレスのHigh-Yield Savings Accountのメリット、デメリット。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

アプリでは生体認証が使えるので、クイックに口座情報にアクセスできますし、やはりChecking口座のように日常使いする口座はこうでなければという思いを新たにしました。

4. 最低預金額が存在しないこと

これは他の銀行のレビューでも必ず登場するポイントで、何度も繰り返しになりますが、最低預金額(口座維持費)の定めがあるのとないのでは自由度が大きく変わってきます。

最低預金額の厄介なところは、口座開設後ずっと最低額を維持しなければならない点で、急な資金繰りが必要になって預貯金を一瞬でも大きく取り崩した際に、手数料を取られてしまうという不自由さにあります。

他にも、メインの銀行口座を別の銀行口座に移行しようと思ったときに、預金を全額引き出してしまうと最低預金額を下回って余計な費用を請求されてしまったりするので、複数の銀行口座を柔軟に使い回したいときなどは地味にストレスになります。

個人的に、クレジットカードの年会費と同じくらい銀行の最低預金額は嫌いなので、Kabbageは非常に良いサービスだと思います。

Kabbage(Checking)のデメリット

一方で、個人的に考えるKabbageのChecking口座のデメリットは以下の通りとなります。

1. スモールビジネス向けのサービスであること

鋭い方は冒頭のリンク名から推測できてしまったかもしれませんが、Kabbageは個人事業主などのスモールビジネス向けのChecking口座を提供している銀行です。

➡ Kabbage: Small Business Funding Options Up To $150000

「ここまで読ませておいて、こんな大事なことを何故最初に言わないのか!俺は社長じゃない!」という怒りの声が聞こえて来そうですが、ちょっと待ってください。

確かにハードルは少し高く感じますが、ビジネスクレジットカードを申し込むときと同じ理屈で、キラキラピカピカの年商数億円企業の経営者である必要はなく、我々でも申し込める可能性はあるということです。

例えば、自宅の前の道路に出店したレモネードスタンドも立派な事業ですし、空いた時間に他人のベビーシッターや家庭教師をして対価を貰っているのも立派な事業です。

中には自分で作った料理やアクセサリーを定期的に知人友人に販売していたりする方もいることでしょう。

また、事業を興す準備をしているというのも、見方によっては既に起業家であるといえるかもしれません。

屁理屈っぽく聞こえますが、スモールビジネス向け口座だからといって、即ち個人には縁もゆかりもないと諦める必要はないのです。

2. 他のサービスとの連携が貧弱であること

実際にサービスを使い始めて、新興の銀行ということもあってか、他の銀行や金融サービスとの連携が非常に弱いことに気づきました。

例えば、我が家では家計簿サービスのMint By Intuitを使っていて、複数の銀行口座やクレジットカード、ローンなどを一元管理しているのですが、2021年8月時点でKabbageを連携することができませんでした。

家計簿サービスは、全ての口座情報を登録して初めて意味を成すので、これからメインで使っていこうと思う口座情報が登録できないのはかなり痛いと思いました。

また、筆者が使っているチャールズ・シュワブの証券口座では、毎月一定額を銀行から移して投資信託の買付・積立を行っているのですが、Kabbageの口座は連携することができませんでした。

➡ アメリカ駐在中の米国投資信託。チャールズシュワブでの投資信託の買い方や積立設定の仕方を解説します! - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

皆様も各種サービスの利用料を、毎月自動で銀行から引き落としている場合もあるかと思いますが、これができない可能性があるので十分に留意する必要があるでしょう。

まとめ

以上、筆者が偶然に見つけたAMEXのKabbageという新銀行サービスに関して、主観全開ではありますがレビューをしてみました。

他サービスの連携部分で一定のデメリットはあるものの、年率1.1%のChecking口座で手数料が掛からないというメリットが非常に大きいので、個人的には「大アリ」だと思います。

ちなみに、年率1.1%というのは、サービス開始記念で預金を迅速に集めたいが為にやっていて、とてもサステナブルには見えないので、いずれは他行に追随して改悪が起こると睨んでいます。

そういう意味でも、鉄は熱いうちに叩いておくことをオススメ致します。

 

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