日本だとだいたいどんなクレジットカードでも作れていたのに、アメリカに来て以来割と普通に審査に落ちるということが分かって驚いています。
日本では品行方正に日頃から善い行いを積み重ねている結果をクレジットカード各社が認めてくれていたのでしょうが、まだまだアメリカ社会では取るに足らない信用レベルということなのでしょう。
今回の記事では、今の自分の信用レベルで作れるクレジットカードを調べる「Pre-Qualify Check」の方法を解説し、合わせてそのメリット・デメリットについても言及していきたいと思います。
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- そもそも「Pre-Qualify Check」とは?
- Pre-Qualify Checkのメリットとは?
- Pre-Qualify Checkのデメリットとは?
- Pre-Qualify Checkの仕方は?
- まとめ
そもそも「Pre-Qualify Check」とは?
アメリカではクレジットカードを申し込む前に、自分がそのクレジットカードを作る資格があるのかどうかを判定してもらうことができます。
日本では申込み後に入会審査を行い、可否決の通知が行われるのが一般的な流れであり、私もアメリカに来るまでは全く馴染みのない概念でした。
この「事前に資格の有無を照会する作業」のことを"Pre-Qualify Check"といい、このサービスを活用することで、不毛なカード申込みを減らすことができます。
Pre-Qualify Checkのメリットとは?
このサービスを活用する一番のメリットは、上記で述べた通り「無駄なカード申込みを減らすことができる」という点に尽きます。
アメリカでクレジットカードの申込みを行うと、クレジットビューローと呼ばれる外部信用情報機関にその申込み情報が登録されます。
クレジットカードは決済手段の一つですが、その本質は包括信用購入あっせんというローン商品であり、クレジットビューローは「カードの申込みを行ったということは、お金に困っているのかもしれない」という憶測を行います。
そして、これはクレジットビューローが算出するFICOスコアやVantageスコアといった個人信用スコアに負の影響を与えることに繋がります。
つまり、無暗に手の届かないクレジットカードの申込みを繰り返すと、信用スコアが下がってカードが作れない、そして他のカードを申し込んでまた信用スコアが下がっていくという悪循環に陥る可能性が高くなるのです。
しかし、「事前にある程度結果が分かっている」のであれば、可能性の高いカードに絞って申込みを行うことができるので、我々消費者にとって大きなメリットと言えるでしょう。
Pre-Qualify Checkのデメリットとは?
メリットがあればデメリットもあるのが世の常ではありますが、個人的には大きなデメリットは存在しないと考えています。
しかし、Pre-Qualify Checkの結果は必ずしも実際の審査の結果と一致しないことは留意しておくべきでしょう。
つまり、Pre-Qualify CheckでOK判定と思っても、実際にはNG判定の場合もあれば、その逆も然りということです。
あくまでも手元にある簡易的な情報だけを見て、見込の有無などを即座に判断してくれるものであって、実際に外部信用機関の情報を細かく見てみたら全然クロだったということがあるからです。
Pre-Qualify Checkの仕方は?
この機能を提供している大手クレジットカード会社は以下の通りです。
リンクから、作りたいクレジットカードを提供している会社のページへ遷移し、氏名や住所、SSNの下4桁などの必要情報を入力するだけで照会が可能です。
ちなみに、残っているcookie情報が要らんことをする可能性があるので、ブラウザのシークレットモードを使って調べることをオススメします。
せっかくなのでChaseで試してみました!
Step 1: 必要情報を入力
遷移先では以下のようなページが表示されるので、必要な情報を入力して右下の「Find My Offers」をクリックします。
Step 2: 結果は如何に?!
はい!結果はダメでした!
やっぱり前回否決されて間もないからでしょうか。
前々からチャレンジし続けていますが、未だに作れていないチェースのクレジットカード、いつかPre-Qualified Offersが登場したら再度申込みしてみたいと思います。
➡ 悲報!チェースのクレカで2度目の審査落ち。赴任1年目の作成は厳しいのか? - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ
まとめ
そういうわけで、今回は日本では馴染みは薄いけれど、アメリカで信用スコアを維持して快適クレジットカードライフを送る上で必須である、「Pre-Qualify Check」について解説をしてきました。
作れそうなカードに絞ってコツコツと積み上げていくことが、アメリカの陸マイラーとしての必須条件だと思いますので、知らなかった人はこの機会に是非覚えておくことをオススメします!
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