米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

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【必見】Chase Sapphire Preferredを作るべき理由と、使うべきでない理由を徹底解説!

アメリカのクレジットカードのオススメと検索すると、ほぼ必ずと言っていいほどの名前が挙がってくる名実共に折り紙つきの実力を持つ、Chase Sapphire Preferred Card(チェースサファイアプリファードカード)。

筆者も長期に渡る格闘の末、なんとか手に入れることができ、今改めてその魅力を自分なりに整理しようと思い、こうして筆を執っております。

➡ 苦節半年でチェースのクレジットカード審査に合格!一年ルールは存在すると確信した話。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

というのも、「様々なサイトでオススメされていて、どうやらこれがアメリカNo.1のオススメのクレジットカードらしい!」といってそこで思考を停止してしまうと、もっともっと他のよりよいクレジットカードを見落としてしまい、長い目で見ると大きな損失になってしまうことに気付いたからです。

今回は、疑り深い性格の筆者だからこそ、金銭的な損得から考えて物事を推し量り気付いたChase Sapphire Preferred Cardのメリットとデメリットについて、自分なりに整理した結果を啓蒙記事としてまとめていきたいと思います。

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Chase Sapphire Preferred Cardの詳細

まずは最初にカードのスペックを浅く紹介しておきたいと思います。 

【名称】チェースサファイアプリファードカード

【年会費】$95

【還元率】通常:1%、Travel:2%、Dining&Gas:3%

【還元方法】Chase Ultimate Rewards Point

【年率】15.99% - 22.99%

【備考】日本では珍しい金属製のメタルカード!

日本に帰ったときに友人知人に自慢したくなる金属製のメタルカードがこのお値段?!という驚きこそありますが、還元率に関してはあまりパッとせず、年会費の割には突出したものがないのが残念であると言えるでしょう。

しかし、以下でご説明するたった一つの理由だけで作る価値は十分にあるのです。

【メリット】Chase Sapphire Preferredを作るべき理由

わざわざそのクレジットカードを作ったということは、当然そこには理由が存在します。

私の場合、Chase Sapphire Preferredを作ろうと思ったたった一つの理由があり、それは、「入会特典がハチャメチャに気前が良いこと」です。

①業界最高クラスの入会特典は垂涎モノ!

アメリカのクレジットカードはどれも入会特典が日本のソレとは異次元であり、その中でもChase Sapphire Preferredの入会特典は最高クラスとなっています。

入会特典は常に変動を繰り返しているので一概には言えませんが、この記事を更新している現在以下のボーナス特典が貰えます。

【入会特典①】

60,000pt - Chase Ultimate Rewards

【特典①の進呈条件】

[…]after you spend $4,000 on purchases in the first 3 months from account opening.

(筆者訳:入会後3ヶ月以内に4,000ドルの利用で)

入会特典として、過去最高水準のポイント還元を誇っています。

アメックスのポイントと異なり、チェースのポイントは、1pt=1¢で支払いに充当することができるため、入会特典60,000ptだけで現金600ドル相当の価値が確実に担保されます。

➡ 【アメリカ版】アメックスポイントのオススメの使い道と交換先での現金価値を徹底解説します - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

更に、Chase Ultimate Rewardsというチェースが運用する旅行ポータルサイト経由で航空券や宿泊施設、ツアーなどを予約するとポイントの価値が最大25%増加します。

つまり、入会特典の60,000ptが現金750ドル相当の価値を持ち得るいうことであり、カードを作って日常的に使い続けるだけで「750ドルが降って湧いてくる」ことを意味するのです。

ちなみにマイル派の場合、チェースポイントの提携航空会社であれば、1pt=1mileで交換することも可能となっており、その点でも全く抜かりはありません。

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※リンクが切れている場合は、こちらからお問い合わせいただければ、可能な限り早急に更新させていただきます。

【デメリット】Chase Sapphire Preferredを使うべきでない理由

この章の見出しを「使うべきでない理由」としているのは、上記で作るべき圧倒的な理由を熱弁し終え、作ることを前提としているからであります。

そして、このカードの欠点の本質はここであり、作ってからの魅力が非常に乏しい点にあります。

①年会費の割に還元率が悪い

このカードは年会費95ドルが必要となりますが、上記で記載した通り、基礎還元率が1%であり、優遇カテゴリであるTravelで2%、Diningの3%で漸く使えそうと感じるくらいです。

というのも、私のメインカードであるアメックスは、年会費無料で常時2%という驚異の還元率を誇るため、Ultimate Rewardsを経由してポイント価値が25%増加することを加味しても、かなり分が悪いと言えるでしょう。

➡ 最強のアメックス、Blue Business Plusを作ってみた!オススメ理由と申込み方法を徹底解説します。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

➡ 【紹介限定$500】常時2%還元のBlue Business Cashを作ってみた!オススメする理由と申込方法も徹底解説。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

②カード会員向けキャンペーンが少ない

ここでの会員向けのキャンペーンというのは、カードを持っている人向けに、様々な企業と組んで優遇価格で提供されるサービスを指します。

例えば、「ジョーマローンで100ドル以上を対象のカードで購入したら25ドル還元!」などといったものがこれにあたり、アメックスのコンシューマーカード(法人カードではないもの)では、常時100件近くのキャンペーンが走っています。

筆者の場合、このキャンペーンだけでアメックスの年会費の元が何回も取れてしまうくらい活用しているのですが、チェースのキャンペーンページを見てみると、片手で収まる程しかないという状態でした。

もちろん、アメックスとチェースのキャンペーンが重複することは稀でしょうし、少なくとも自分にフィットするキャンペーンが登場すればカードを使う理由にはなり得るのですが、「還元率という火力勝負に負けて、キャンペーンという戦略勝負にも負けた」感はどうしても否めないのです。

そういう意味で、メインカードたり得る素質は非常に乏しいと考えています。

③上記の①と②を踏まえて

上で説明してきたメリットとデメリットを一言でまとめるのであれば、「スタートダッシュは最高に速いけど、長距離走が苦手な短距離ランナータイプ」と言うことができます。 

上記の図はイメージですが、Chase Sapphire Preferredの場合は入会特典という圧倒的な初速のブーストで優位に立つものの、その後は有力な会員向けキャンペーンなども少なく、緩やかに失速していきます。

一方で、アメックス(ここでは同じ年会費95ドルのBlue Cash Preferredを想定)の場合、入会特典によるブーストは半分以下と少ないものの、キャンペーンなどを上手く活用することによって定期的に再ブーストが行われ、収束する速度が緩やかになります。

つまり、筆者が考えるChase Sapphire Preferredの最もお得な使い方は「ヒットエンドラン」であり、入会特典というたった一つの十分すぎる理由で入会し、ボーナス取得後は他社カードよりお得なカテゴリ(DiningやGasの3%)などに限りチョロチョロと利用し続けるとなります。

まとめ

長くなりましたが、Chase Sapphire Preferred Cardを作ろうと思っている人、或いは作るべきか悩んでいる人にお伝えしたいことはただ一つ、作れるなら作るべき!です。

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ちなみに、チェースのクレジットカードは作成の難易度が高く、5/24ルールという特殊な要件が存在するため、是非私の体験談を元に十分に予習をして申請に臨まれることをオススメします。

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