米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

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米国赴任者予定者必見!日本でのアメックスの利用情報を引き継ぐ方法

アメリカに引っ越してきて半年が経ち、この度無事に新しいクレジットカードを作成することができました。

赴任後ド定番のANAカードUSAを使い続けていたのですが、カードが不正利用に遭って止められてしまい、この際もう一枚保有しておきたいと思ったので申し込んでみました。

今回、第一希望だったChaseの審査に落ちてしまい、第二希望としてAmexを申し込んだのですが、噂に聞いていたアメックスの海外移住者向けの信用情報引き継ぎができたのでその詳細を書きたいと思います。

➡ 悲報!チェースのクレカで2度目の審査落ち。赴任1年目の作成は厳しいのか? - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

ちなみに、アメリカでは対象のカードが作れそうかどうかを事前に調べる方法もあるので、以下の記事を参考にしてみて下さい。

➡ 申込前にクレジットカードの審査結果を知る方法!無駄な申込みを控えて可決率を改善。 - 米国の僻地で暮らす駐在員のブログ

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そもそもアメックスの利用情報引継ぎサービスとは?

簡単に言うと、「日本でアメックスを使っている場合、その利用情報を活用し移住先の国でクレジットカードを発行してくれるサービス」です。

正式にはGlobal Card Relationshipというみたいですが、詳細は以下のページに記載があります。

ページ内部には、以下の情報が明記されているのが確認できます。

Sign in to your account, so we can access your account history

We may use your account history to make a decision on your application

つまり、日本国内で保有しているアメックスの利用情報や信用情報にアクセスし、アメリカ国内でのクレジットヒストリーがない場合でもカードが作りやすいようにしてくれているということになります。

特にアメリカでクレジットカードを作る場合、クレジットスコアが重要なのにも関わらず、そのクレジットスコアを積み上げるためにはクレジットカードが必要という無限ループに突入しがちです。

そこで、定番のANAカードやJALカードといった選択肢が第一候補になるのですが、私のようにこれらの航空会社のマイルを貯めていない場合は、クレジットスコアが積み上がるまで不本意なカードを使い続けることになってしまいます。

特に駐在初期の頃は物入りになり出費が嵩むため、よりよいカードで効率的にポイントやキャッシュバックを狙いたいと思うのは当然だと考えます。

どうやって利用情報引継ぎを行うのか?

ではどうやって申し込むのかというと、私の場合、以下の方法で情報引継ぎができたので、順を追って説明させていただきます。

  1. Amex USのページから日本のアカウントでログイン
  2. Amex USのページに戻り、希望のカードを選ぶ
  3. ポップアップが出るので、情報を引き継ぐを選択
  4. アメリカの住所やSSN等の情報を入力をして申込み完了する

①Amex USのページから日本のアカウントでログイン

Amex USのページから日本のAuth情報を使ってLog Inをします。

ログインをすると、日本のアカウント管理画面に飛びますが問題ありません。

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日本のアカウントでログインする

②Amex USのページに戻り、希望のカードを選ぶ

最初のAmex USのページに戻り、希望のカードを選択します。

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希望のカードを選択する

ポップアップが出るので、情報を引き継ぐを選択

作りたいカードを選び、「Apply Now」を押すと以下のようなポップアップが出現します。

恐らくブラウザのCookie情報を引き継いでいるのだと思いますが、詳しい人に聞いてください。

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既存の利用情報を引き継ぎたいか確認される

④アメリカの住所やSSN等の情報を入力をして申込み完了する

Yesを選択すると、以下のMoving to the US?という画面に遷移するので、指示に従ってSSN等の個人情報を入力します。

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基本的な入力項目ばかり

ちなみに③のステップでポップアップが出ない場合は、何かしらの理由でログイン情報を引き継げていないと思うのですが、試しにブラウザのCookieのOn/Offなどを試してみてください。

私はシークレットモードでも100%再現されているので大丈夫かと思いますが、仕組みについてはあまり詳しくないので、万が一再現性がなかったら申し訳ございません。

日本のカードやアカウントはどうなるのか?

このサービスを使っても、あくまで審査に必要な情報を補うだけなので、日本で使っているカードが切り替わってしまうわけではありません。

むしろ、日本のアカウントとは別に、アメリカのカードを管理するアカウントを作成する必要があります。

当然、アプリも別々になってしまい、現状では一括管理というわけにはいかないようです。

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日米のアプリが入っている状態

その他の注意事項に関して

ウェブ上の目に付きにくい場所に明記されておりますが、このサービスを利用するためには、3ヵ月以上のカード利用情報に加え、申込み時点でカードが有効である必要があるので要注意です。

To be eligible for a new Card in the U.S., your existing Card must be issued by American Express, you must be the primary Cardholder, and have held the Card for at least 3 months. Your Card Account must be open and in good standing at the time you apply for a new Card in the U.S.

裏を返せば、赴任までまだまだ時間があるようでしたら、思い切って作ってしまい利用情報を貯めておくというのも一つの手かもしれません。

以上、実体験を元に書いてみましたが、赴任直後のクレジットカードの選択肢を増やす方法として、検討する余地はあるのか考えております。

 

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